2023年48週
~インフルエンザ、咽頭結膜熱、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
ダニ媒介感染症 、
中華人民共和国における
小児の呼吸器感染症~

2023年12月08日

2023年48週 (11 月 5 週 11/27~12/3)

◆ インフルエンザ【11 月 9 日警報発令】
 48 週の定点当たり報告数は 25.02、47 週 6,285 人→48 週 4,879人(0.78 倍)です。
2023/2024 シーズンに病原体定点等から寄せられた検体よりインフルエンザウイルスA型(AH1pdm09 11件、AH3 86 件)が検出されています。

【参考ページ】インフルエンザ警報を発令します!(11 月 9 日発表)
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保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ(愛知県)
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愛知県インフルエンザ情報ポータルサイト
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◆ インフルエンザ様疾患による学級閉鎖などの措置状況
決定日  管轄保健所(名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市及び豊田市は除く)
11 月 27 日 瀬戸、半田、豊川、津島、江南、新城、知多、清須、衣浦東部
11 月 28 日 瀬戸、半田、春日井、豊川、新城、知多、衣浦東部
11 月 29 日 瀬戸、豊川、新城、清須、衣浦東部
11 月 30 日 瀬戸、豊川、津島、西尾、江南、新城、知多
12 月 1 日 瀬戸、半田、春日井、豊川、津島、西尾、知多、清須

愛知県:インフルエンザ様疾患発生報告(2023-2024シーズン)
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◆ 咽頭結膜熱
 48 週の定点当たり報告数は 2.99、47 週 471 人→48 週 545 人(1.16 倍)です。

【参考ページ】IDWR 2023 年第 42 号<注目すべき感染症>咽頭結膜熱(国立感染症研究所)
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◆ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
  A群溶血性レンサ球菌咽頭炎48 週の定点当たり報告数は 3.12、47 週 484 人→48 週 567 人(1.17 倍)です。

【参考ページ】IDWR 2023 年第 43 号<注目すべき感染症> A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(国立感染症研究所)
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◆ ダニ媒介感染症
 感染し、つつが虫病や日本紅斑熱等があります。
野外活動する際には、ダニに対する暴露・感染予防対策が重要です。
愛知県において、2023 年は 48 週(診断週)までに、つつが虫病 18 件、日本紅斑熱 9 件、重症熱性血小板減少症候群 1 件、ライム病 1 件が報告されています。

【参考ページ】ダニ媒介感染症(厚生労働省)
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◆ 中華人民共和国における小児の呼吸器感染症
【参考ページ】中国で小児を中心に増加が報じられている呼吸器感染症について(国立感染症研究所)
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(2023年12月7日更新)