平成30年・49週~インフルエンザ、伝染性紅斑、麻しん・風しん~

2018年12月14日

今週の注目感染症 平成30年・ 49週(12月3日~12月9日)

◆インフルエンザ
岡崎市保健所の定点当たり報告数が注意報レベル 10 を上回ったため、愛知県は 12 月 12 日インフルエンザ注意報を発令しました。
49 週の定点当たり報告数は 3.43、48 週 273 人→49 週 669 人です。
2018/2019 シーズンに病原体定点等から寄せられた検体より A 型(AH1pdm09)インフルエンザウイルスが検出されています。
【参考ページ】
“インフルエンザ注意報”を発令します(12 月 12 日発表)
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保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ
>>詳細はこちら
インフルエンザ情報ポータルサイト(愛知県)
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◆伝染性紅斑
伝染性紅斑はヒトパルボウイルス B19 の感染による「リンゴ病」と呼ばれることもある疾患です。
49 週の定点当たり報告数は 0.43、48 週 63 人→49 週 79 人(1.25 倍)です。

◆麻しん・風しん(12 月 12 日現在、診断日集計)
愛知県の 2018 年麻しんの報告数は 37 件(うち 8 月1 件、9 月 4 件、10 月 5 件、11 月 1 件)、2017 年総報告数は 1 件でした。
全国の 2018 年 48 週までの累積報告数は267 件です(2017 年総報告数は 189 件)。
愛知県の 2018 年風しんの報告数は 113 件(うち 8 月9 件、9 月 45 件、10 月 34 件、11 月 19 件、12 月 3 件)、2017 年総報告数は 3 件でした。
全国の 2018 年 48 週までの累積報告数は 2,454 件です(2017 年総報告数は 93 件)。
【参考ページ】
風しんの患者数の増加に伴う注意喚起について
>>詳細はこちら
本県における麻しん・風しん患者発生報告状況(2018)
>>詳細はこちら
疾患別ウイルス検出状況 >>詳細はこちら
麻しん・風しんの予防接種は 2 回受けましょう >>詳細はこちら


【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成30年12月13日更新)