令和元年・39週~インフルエンザ、RS ウイルス感染症、伝染性紅斑、腸管出血性大腸菌感染症~
2019年10月04日
今週の注目感染症 令和元年・ 39週(9月23日~9月29日)
◆インフルエンザ
39 週の定点当たり報告数は 0.51、38 週 136 人→39 週100 人です。
2019/2020 シーズンに病原体定点等から寄せら れた検体よりインフルエンザウイルス A 型(AH1pdm09 3 件) 及び B 型(ビクトリア系統 1 件)が検出されています。
【参考ページ】
保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ
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インフルエンザ情報ポータルサイト(愛知県)
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◆RS ウイルス感染症
39 週の定点当たり報告数は 1.99、38 週 388 人→39 週 362 人で、2 歳未満(0 歳 126 人、1 歳 140 人)の報告数が全体の 73.5%を占めています。
【参考ページ】RS ウイルス感染症
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◆伝染性紅斑
伝染性紅斑はヒトパルボウイルス B19 の感染による「リンゴ病」と呼ばれることもある疾患です。39 週の定点当たり報告数は 0.84、38 週 118 人→39 週153 人(1.30 倍)です。
◆腸管出血性大腸菌感染症
愛知県の 2019 年報告数(診断週別)は、10 月 2 日現在 127 件(O157 69 件、O26 13 件、O103 12 件、O145 11 件、O121 5 件、O111 4 件、O165 2 件、O126・O166 各 1 件、型不明 9 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 4 件です。
2018 年の同時期(1~39 週)報告数は 117 件、年間報告総数は 154 件(うち HUS 発症例 3 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌
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◆学校・保育所等における感染症対策について
【参考ページ】感染症対策(文部科学省)
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保育所における感染症対策ガイドライン(厚生労働省)
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月3日更新)